読書_雑誌プレジデント2021.4.30

市川海老蔵

 ・自分自身をピュアな状態にしておけば勝手に情報が入ってくる

 ・多くの人が「型」を学んで満足し、本質をつかめない

  ・教科書の奥には本質があるけど、教科書=本質ではない

  ・型の奥にある本質を学べなければ、型は型でしかない

 ・「わかってるけどやらない」はダメ「わかっていることはやる」

茂木健一郎

 ・記憶力は無理に絞り出すものではなく、解き放つもの

 ・どんな人の中にも、潜在的には驚くべき記憶力がある

 ・脳は、思い込みに囚われずに脱抑制すれば、大きな力を発揮できる

 ・言い訳をせずに自分を追い込むことで、記憶力における火事場の馬鹿力を発揮できる

・鎌田浩毅

 ・人生には二つの勉強がある 「専門」と「教養」

 ・専門の勉強は効率重視オンリーでいい

 ・教養の勉強時間を計画し、残りの時間でいかに効率的に専門を勉強するかという

  発想に切り替える

 ・メンターを見つけてとことん追いかける

 ・生身の人間から学ぶことが勉強の極意

 ・本がたくさんあること=教養があることだと勘違いしてはいけない

  むしろ必要なのは「断捨離」

 ・知識の積み上げではダメで、むしろ知識が滞留しないように、捨てて頭を軽くして

  あげないといけない

 ・蔵書を増やして喜んでいるようではレベルが低い

 ・読み終わった本はストックしないで手放すべき

 ・一生取っておきたい本が本棚にあるのは素敵なこと

 ・勉強を始める前にあらかじめ「時間の枠」を設定して、その枠内に終えることを

  目指した方が、締切効果で密度の濃い勉強ができる

・樺沢紫苑

 ・私も学生時代には、3日に1本、ボールペンのインクがなくなるくらい書いて覚えた

 ・日記は記憶力をアップする強力な武器になる「想起」のトレーニングになる

 ・何かを覚えるまえに理解する

  ・記憶のプロセス「理解」「整理」「記憶」「反復」の「理解」「整理」を怠っては

   いけない

  ・理解せず覚えるのは「丸暗記」であり「意味記憶」にとどまっていまう

  ・理解整理することで「エピソード記憶」に転化され忘れにくくなる

 ・記憶力のいい人はゲーム感覚で楽しみながら工夫しながら勉強する

 ・私は仕事をするとき、作業時間にリミットを設け、15分単位の砂時計を見ながら

  自分を追い込んでいる。その方が能率が上がる。15分は緊張感が持続可能な時間だから

中野信子

 ・私たちはなぜ脳を持っているのか。それは「過去に自分が生きてきた環境条件のもとで、

  こういう戦略が適切だった」と言う情報を探すため。脳を持たない生物では遺伝子にその

  情報を託す。世代交代の中で戦略を洗練させていく。

 ・せっかく脳を持っていて、多様な生き方を選べるように進化したのに、自分と同じもの

  だけを選択するのは非常にもったいない

 ・スマホは優秀な外部記憶装置、記憶する時間やエネルギーを「考える」ためにつかう!

 ・かわいい子にはスマホをもたせよ

  ・私が子どもだったことには「スペースインベーダー」をはじめとするアーケードゲーム

   が大流行した。当時の大人たちは「ゲームばかりしていると頭が悪くなる」を言って

   いたが、そんなことにはならなかった。むしろより深くゲームに熱中して、基板など

   も手に入れてハックしていた人たちが、今ではデジタル社会の担い手となって莫大な

   お金を稼いでいる。

佐藤敦

 ・記憶力、速読力より推測力が重要

  ・重視すべきなのは、多くの中高年の心配のタネである記憶力ではなく「推測力」

   いろいろな事柄どうしを関連づける力のようなもの